アークインターナショナルは7月19日、人事・給与のパッケージソフトウェアやタイムカードシステムなどといった外部システムとのデータ交換を実行するための勤怠管理システムを開発したことを発表した。パッケージシステム「勤怠課長」として8月1日に出荷し、導入サービスも同日より提供する。
同社が開発してきたXMLのデータトランスレート技術を応用し、それぞれのシステムを改修することなく、入出力データフォーマットの調整や変換方式に対応できるモジュールを開発。各システムと容易に連携できる勤怠管理パッケージシステム製品を提供する。データ交換機能だけでなく、タイムカードシステムやICカード、指紋認証出退勤管理システムなどの出退勤システムとの連携も可能という。
勤怠管理機能は、ブラウザによるタイムカード入力や超過時間集計といった基本的な機能のほか、携帯端末による打刻処理や日報入力、シフト勤務やフレックス勤務といった勤務体系にも対応。集計状況は随時参照できるので、所属長や経理担当は、時間外累計情報をリアルタイムに把握できる。
価格はパッケージ本体が300万円、導入コンサルなど導入支援費用が100万円程度となる見込み。今後1年間で30システムの提供を目指す。