富士通は、PCワークステーション「CELSIUS(セルシアス)」で、インテル のデュアルコアCPU「Core 2 Duo」を搭載したデスクトップ型PCワークステー ション「CELSIUS N450」を8月3日に発売した。出荷は8月25日から開始する。
CPUにインテルの「Core 2 Duo E6300」を標準で搭載。さらに処理能力を高 める、4MBの2次キャッシュに対応した「Core 2 Duo E6600/E6700」をカスタ ムメイドで選択することができる。チップセットは「インテル 975X Express チップセット」を搭載しており、DDR2 SDRAM/PC2-5300規格メモリ、Serial ATA/300対応の80GBHDDなどを装備する。さらに、カスタムメイドでマルチディ スプレイ対応の高速グラフィックスカード「NVIDIA Quadro FX 1500」や「NVIDIA Quadro FX 3500」を選択することができる。
また、TCG準拠の「セキュリティチップ」を標準搭載したほか、本体のUSBや 記録型光学ドライブなどの接続を無効とし、データの不正な持ち出しを制限す る「Portshutter」を添付した。USBポートは、単に無効にするのではなく、管 理者が定めたUSB機器のみ利用できるよう設定することもできる。また、廃棄 や譲渡時に、HDDのデータの流出を防ぐ「ハードディスクデータ消去ツール」、 本体カバーを施錠し、カバーの開閉を防ぐ「本体カバーキー」なども備えた。
税別価格は、メモリ1GB、HDD80GB、グラフィックスにATI RADEON X300 SEを 搭載した場合で、Core 2 Duo E6700搭載モデルが32万6000円、Core 2 Duo E66 00搭載モデルが24万4000円、Core 2 Duo E6300搭載モデルが20万9000円。