オープンソースデータベースのIngresがrPathと提携し、Ingresデータベースと、データベース管理用にカスタマイズされたLinuxを組み合わせた製品を開発することになった。両社が米国時間8月15日に発表したところによると、同パッケージ製品は、2006年末までに販売される予定だという。
「Project Icebreaker」と呼ばれる両社のプロジェクトは、データベースとオペレーティングサーバを組み合わせたものを、サーバもしくは仮想マシン上で稼働できるようにし、データベースの保守管理を簡素化する取り組みだと、Ingresの最高技術責任者(CTO)Dave Dargo氏は説明している。両社は今週からサンフランシスコで開催されている「LinuxWorld Conference and Expo」で、この「ソフトウェアアプライアンス」のデモンストレーションを行った。Dargo氏によると、同製品の限定的なテストが現在進められていて、10月中にはより広範な検証が始まるという。rPathは、各種ツールとLinux OSを提供する。このLinuxは、標準的なLinux OSの20%程度のサイズであると、同社CTOであるEric Troan氏は述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ