ソーバル(推津順一社長)は9月7日、次世代規格(Gen2)対応の高出力型UHF帯RFIDリーダー・ライター「URW950-H」を発売すると発表した。10月初旬から出荷を開始する。
「URW950-H」は、チャネル固定機能や複数のチャネルを束ねて最高160kbpsの4倍速通信に対応し、高速でのICタグの一括読み書きができるのが特徴。また、ネットワークを通じて機能のアップグレードや不具合の修正などのメンテナンスが可能。
同梱のインテグレーション支援ツールを利用すれば、リーダー・ライター配置を決定するためのパフォーマンス測定や、読み取り距離や通信速度の設定ができる。
価格はオープン。実勢価格は「URW950-H」と、円偏波もしくは直線偏波アンテナユニットの最小構成で60万円から。なお、実証実験キットも同時に発売する。