日立製作所は9月12日、コンサルティング事業の強化にむけて、情報・通信グループ内で業務・ITコンサルティングを主に担当しているビジネスソリューション事業部を2006年10月1日付けで日立コンサルティングに集約すると発表した。
日立は、国内におけるコンサルティング部門として、1990年2月にビジネスシステム開発センタ(現情報・通信グループ・ビジネスソリューション事業部)を設立し、主として業務・ITコンサルティングを行ってきた。2002年7月にはエクサージュを設立。
経営・業務コンサルティング事業にも進出したが、2006年4月3日付で同社を日立コンサルティングに社名変更して事業強化を図ってきた。今回の事業集約は、将来中国およびアジア地域も視野に入れたコンサルティングサービス企業としての競争力を強化するために実施された。
この発表で日立コンサルティングは、現在の90人体制から約400人体制へと拡大。今後は、経験者採用も含めて人員を増強し、2007年3月末には500人、2009年3月までに1000人体制を目指す。