シーティーシー・エスピー(CTCSP、岩本康人代表取締役)は、米ForeScout Technologies社(フォアスカウト・テクノロジーズ)のセキュリティ・アプライアンス「CounterACT」を発売した。税別価格は、「CounterACT Fast Ethernet版」が265万円、「CounterACT Gigabit Ethernet版」が585万円。
フォアスカウト社の従来製品「WormScout」の「IPS(不正進入防止システム)」機能に、新たに「検疫ネットワーク」機能を搭載し、内部ネットワーク保護の要素を強化したのが特徴。
「検疫ネットワーク機能」は、クライアントPCのアクセスを管理者側のポリシーに応じてコントロールすることによって、コンピュータウィルスなどの増殖などによるネットワークトラブルを未然に防ぐ機能。具体的には、ネットワーク接続時にクライアントPCのOSやウイルス検出ソフトの状態を検知して、最新状態でないときにはネットワークから隔離したり、アクセスを遮断することで、ネットワークトラブルの原因となるクライアントPCのセキュリティレベルを一定に保つ。
また、「WormScout」同様、シグネチャレスIPS機能を搭載した。「アクティブレスポンステクノロジー」により、シグネチャ(攻撃パターンファイル)がなくても、コンピューターウィルスのネットワーク内部での拡散を防ぐ。