三井情報開発と三井物産セキュアディレクション(MBSD)は9月28日、内部統制の効率的な構築を支援する総合サービスを共同で提供することを発表した。
両社は、三井物産が保有する米国企業改革法(SOX法)対策支援のノウハウをベースに、内部統制の構築に着手する企業を対象として、内部統制要件を満たす体制を整備するためのサービスを提供する。
中でも文書化とIT全般統制に注力し、文書化は文書化テンプレートによって業務フロー、業務記述書、リスクコントロール・マトリックスを作成するコンサルティングを提供。一方のIT全般統制では、現状診断、構築コンサルティングから必要最低限のシステム改修支援までを行う。
今回の協業で両社は、共同の営業チームを組織。企業向けの「内部統制文書化の入門研修」を10月以降に開催する。