マイクロソフトは10月2日、 「Microsoft Office Visio 2003」上で動作し、内部統制の仕組みを構築できる業務プロセスの文書化支援テンプレート「汎用版 Visio内部統制テンプレート」の無償提供を開始すると発表した。同社サイトで公開されている。
同テンプレートは、マイクロソフトがマイスターの協力で開発した。すでに公開されている「Visio 内部統制テンプレートVer1.1」をベースとし、コントロールマトリックスのカスタマイズ機能などが追加された。具体的には以下のことを実現できるとしている。
- 業務プロセス、リスク、コントロールを可視化する業務フロー図を効率的に作図
- 業務フロー図からコントロールマトリックス、業務記述書の出力を自動化
- 業務プロセスデータ、コントロールマトリックスから、業務フロー図の作図を自動化
- コントロールマトリックス、業務記述書と業務フロー図の連携、一元管理
- 業務フロー図、コントロールマトリックスのメンテナンスを効率化
Excelファイルへの変更を業務フロー図に自動反映
専用のインターフェイスによるメンテナンスの効率化 - SQL Serverや他のOffice製品群と連携し、文書共有・モニタリングなどに拡張可能
ソースコードを無償で公開することで、ユーザー企業やパートナー自身で自由にカスタマイズするも可能だ。