Tim Walsh氏は、節度が重要だとして「転職のためにどれほどの時間を割いているだろうか。ほんの少しの時間を割き、履歴書を添付した電子メールを送信する(会社の規則で、ある程度までであれば仕事に無関係なことに会社のリソースを使用してもよいとされていると仮定して)ということと、1日数時間を割いてインターネットで転職先を探すということは、大きく異なる」と書いてくれた。
メンバーのSupportmanager氏は、Walsh氏に同意して「節度を守れば、転職先を探すために現在勤めている会社のリソースを利用することは道義に反しないと思う。一般的には、こういったリソースは会社以外の場所でも利用できる。しかし、公衆電話を利用したり、インターネットを利用するために図書館に行ったりする目的で仕事場を離れる時間の方が、仕事場から手短に電話をかけたり、いくつか電子メールを送信したりする時間よりも長くなる。前者を選べば、会社はあなたの仕事時間をより失うことになる」と書いてくれた。
退職時に持っていくことができるもの
相談者はもともと転職に関する問題のひとつとして、現在の雇用主のもとで自身が蓄積してきたドキュメントやフリーウェア、マニュアル、ナレッジベースなどを退職時に持ち去ることが許されるかどうかという疑問を投げかけていた。メンバーのgeneralist氏は、こういったもの一式を「転職を告げる際に上司に渡して、自身のキャリアにおける成果の一環としてコピーさせてもらえるよう頼む」ということを提案してくれた。メンバーのwvanexe氏はこれと異なる意見として、勤務時間外に自宅でそういったもの一式を再構築することを提案するとともに「機密情報は社外に持ち出せないということに注意しておく必要がある」と注意を促している。