アクシスソフト(永井一美社長)は11月1日、電子帳票でパソコンのOSに関係なく高品位な外字表示や印刷できる技術を開発し、特許を取得したと発表した。取得した特許は、「外字処理システム、外字処理プログラム及び外字処理の方法」と「電子帳票作成システム、電子帳票作成プログラム及び電子帳票作成方法」の2つ。
どちらのシステムでも、パソコンのOS固有の文字情報を電子帳票システムに適合するように変換する技術「ベクトル方式」を採用。例えば、インターネットを介してパソコン間で電子帳票のデータをやり取りしても、それぞれのパソコンのOSによる外字環境に関係なく、高品位な外字表示と印刷ができるようにした。
アクシスソフトでは、9月に発売した帳票印刷ツール「PrintStream Core」、印刷用サーバー「Biz/PrintServer ver 2.5.5」の印刷エンジン「PrintStream ver3.0」に開発した技術を導入。さらに今後は、新技術を搭載した製品を拡充し、シェアの拡大につなげていきたい考え。