SAPジャパン、貿易管理ソフトウェア「SAP Global Trade Services」日本語最新版を提供

CNET Japan Staff

2006-11-08 00:43

 SAPジャパンは11月7日、貿易コンプライアンス管理を強化し、貿易管理業務の効率化を実現するソフトウェアの新版「SAP Global Trade Services 7.1(SAP グローバル・トレード・サービス)」日本語版の提供を開始した。

 SAP Global Trade Services 7.1は、日本版SOX法をはじめとする、さまざまなコンプライアンス課題を解決するソリューション群「SAP Solutions for GRC(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)」を構成する要素のひとつ。2006年5月の発表以来、最初の機能拡張版となる。

 SAP GTSは、各種貿易管理データとその処理を統合し、得意先、仕入先、物流業者、税関などの取引関係者と連携することで、安全保障貿易管理、通関業務、保税在庫管理、信用状管理など、貿易管理業務の手作業によるコスト増や間違いを省き、作業効率を向上。また、輸出入プロセスのあらゆる段階で法令チェックを実施し、法令違反のリスクを最小限にする。

 SAPでは、mySAP ERPの貿易管理機能を拡張し、別コンポーネントとして、精度の高い法令遵守と貿易業務の効率化を両立するソリューションとしてSAP GTSを開発。2002年に初版がリリースされて以来、ハイテク、ライフサイエンス、化学など、世界18カ国、250社以上に導入されている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

  5. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]