モジラ、Firefox 1.5など主要製品の「深刻」なセキュリティ脆弱性を修復

文:Joris Evers(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2006年11月09日 12時51分

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 Mozillaが、同社の「Firefox」ブラウザ、「Thunderbird」電子メールアプリケーションおよび「SeaMonkey」アプリケーションスイートのアップデートをリリースし、「深刻」なセキュリティ脆弱性を修復した。

 Mozillaが発表したセキュリティ勧告によると、これらの脆弱性は、FirefoxおよびThunderbirdのバージョン1.5と、SeaMonkeyスイートのバージョン1に影響を与えるという。先月リリースされたばかりの最新版Firefox 2.0には、影響はおよばない。

 セキュリティ監視企業SecuniaとFrench Security Incident Response Team(FrSIRT)は、今回の問題をそれぞれ「きわめて深刻」「深刻」と評価している。両社ともに、脆弱なMozilla製品を使用しているユーザーは、すぐに修復されたバージョンへアップグレードすべきだと警告した。

 このたびMozillaが修復した複数のバグは、製品のクラッシュを招くおそれがあり、一部のケースではPCを乗っ取るのに悪用されることもあると、同社の勧告には記されている。そのほか、悪質なJavaScriptを実行したり、犯罪者がデジタル署名を偽装したりするために悪用され得る問題も修復された。

 Secuniaは、「悪質な攻撃者にこれらの脆弱性が悪用されると、セキュリティ機能の無効化やクロスサイトスクリプティング攻撃、脆弱なシステムのハッキングなどが起きるおそれがある」と述べている。

 Mozillaは、Firefox 2.0のリリースからちょうど1年後となる2007年10月まで、Firefox 1.5をサポートする予定だ。Firefox 1.5.0.8、Thunderbird 1.5.0.8、SeaMonkey 1.0.6の脆弱性は修復されている。前回のFirefoxのセキュリティアップデートは、2006年9月に行われた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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