OKIとネットクリアス、NGN用LSIを共同開発へ--ギガビット処理が目標

ニューズフロント

2006-11-13 17:58

 沖電気工業(OKI)とネットクリアスシステムズは11月13日、次世代ネットワーク(Next Generation Network:NGN)向けネットワークLSIを共同開発すると発表した。IP通信処理を毎秒ギガビットの速度で実現可能なLSIの開発を目指す。

 両社は、ネットクリアスの「Real-time Architectural Processing Structure(RAPS)」と呼ばれる技術を応用し、通信処理用のLSIを開発する。

 RAPSは、リアルタイムソフト処理用のCPUを含むハード技術であり、マルチタスク処理とリアルタイム性を同時に要求するソフトの高速動作が可能という。両社では、「(RAPSベースのハードは)既存のマイクロプロセッサと比較すると処理効率が格段に高いため、クロック周波数を低く抑えて低消費電力化を図ることもできる」としている。

 さらに、両社はIPv4/v6の信号処理を行うだけでなく、ルーティング、セキュリティ、QoSといった機能を備えるLSIも共同で開発していく。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]