TCBテクノロジーズ(旧トーメンサイバービジネス)とエンカレッジ・テクノロジは11月15日、内部統制対策ソリューションの提供で提携すると発表した。
この提携でエンカレッジは、TCBが販売するサーバベースコンピューティング(SBC)ツール「Propalms TSE」に対応するシステム/アプリケーション操作を管理・記録するツール「ESS REC for Propalms TSE」を開発。12月から出荷を開始する。
Windowsベースの情報システムでSBC環境を構築できるPropalms TSEを活用すれば、サーバ側でアプリケーションやデータなどの一元管理が可能であり、クライアント側からのアクセス制御や履歴管理もサーバ側で行うことができる。これにより、インフラも含めたシステム全体にわたる統制手法が明確にすることができる。
このような環境に、システム管理基準などで求められる「オペレーションの実施結果の記録」や「実施計画と実施結果の差異分析の支援」などの機能を搭載するESS REC for Propalms TSEを組み合わせることで、ユーザー側の個々のデータとアプリケーション操作を連続記録することで、不正や誤操作の監査、事故発生時の原因追及が可能になる。
ESS REC for Propalms TSEの税別価格は、5同時ユーザーライセンスで36万円。