アクシスソフトは11月28日、外食大手のすかいらーくのCTI(Computer Telephony Integration)システムに同社のリッチクライアント製品「Biz/Browser」が採用されたことを発表した。
すかいらーくは、レストランの店舗展開を進めているが、平行して「ルームサービス」と言われるデリバリー業務を進めている。今回のBiz/Browser採用は、拡大するデリバリー業務とエリアを見据えた結果、CTIシステムの刷新にともない評価された。
Biz/Browserは、CTIシステムの刷新に伴って採用された。全国の顧客からの電話注文を一括して受け、各店舗に指示を出すコールセンター業務のプラットフォームとしての中核を担うことになる。
CTIシステムをウェブ化するメリットとして、コールセンター拠点を増設する場合でも、その都度サーバをセットアップする必要がない。ネットにつながる回線を引いてクライアントPCをサーバに接続するだけですむことから、拠点開設のスピードが増すと同時に、コストの削減が可能になる。
アクシスソフトによれば、すかいらーくのようにさまざまなメニューに対応する機能と規模を持つ外食デリバリーのCTIシステムをウェブアプリケーションで実現したのは、今回が初めてという。
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