IIJと日本BEA、RFID利活用アーキテクチャ「RFID 2.0」向けシステムで協業

ニューズフロント

2006-12-08 20:22

 インターネットイニシアティブ(IIJ)と日本BEAシステムズは12月6日、無線ICタグ(RFID)向けアーキテクチャ「RFID2.0」に対応する技術プラットフォームを提供していくと発表した。両社は、EPCglobal規格準拠のネットワーク技術とミドルウェア製品を連携させて、RFIDシステムを構築する。

 RFID2.0は、企業ITシステムにRFIDを組み込むためのアーキテクチャを含む、RFID利活用モデルの呼称。日本BEA、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、NTTデータなどが提唱している。

 IIJと日本BEAは、「IIJ EPC Networkサービス」と「BEA WebLogic RFID Edge Server/WebLogic RFID Enterprise Server」の相互接続性を検証し、両製品を連携できるシステム環境を構築した。これにより、両社は「ネットワークを介して企業内あるいは企業間の業務システム全体にRFIDを組み込み、活用するRFID2.0を実現できる環境が整った」としている。

 両社は、RFID検証施設などにデモンストレーション環境を構築し、RFIDシステムを実際に体験、検証できる場を用意する。第1弾として、「HP RFID Noisyラボ・ジャパン」にデモンストレーション用システムを提供する予定。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 56 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. ビジネスアプリケーション

    生成 AI の可能性を最大限に引き出すためにできること—AI インフラストラクチャの戦略ガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]