MySQLのための設定
Movable Typeでは、MySQL、PostgreSQL、SQLite、Berkeley DBのいずれかのデータベースを使ってデータを保管している。このうちMySQLは、Solaris 10にデフォルトでインストールされている。このため、ここでは、Movable Typeのデータ保管先としてMySQLを使用することにする。
前回までに示したSambaやApache2とは異なりMySQLでは、インストール済みとは言え、その設定作業は若干込み入っている。まず、suコマンドでスーパーユーザーになり、次のように入力してMySQLでのデータベース関連テーブルを初期化する。
データベース関連テーブルの初期化。
次に、グループ「mysql」とユーザー「mysql」を作成して、データディレクトリグループを変更する。
mysqlの作成とデータディレクトリグループの変更。
そして、デーモン「mysql」の構成内容をディレクトリ「/var/mysql」にコピーする。
構成内容のコピー。
さらに、wgetコマンドを使って“http://cuddletech.com/opensolaris/sfm/mysql.xml”をダウンロードする。このmysql.xmlの内容は、MySQLサーバを起動したり停止したりするために使用する。
mysql.xmlのダウンロード。
