Perlモジュールのインストール
Sun Studio 11のインストールが終了したら、CPANからPerlモジュールを入手してインストールする。実際のインストールは、次のようにPerlコマンドに“-MCPAN -e shell”を指定してCPANシェルを起動して行う。初めてCPANシェルを起動したときには、数多くの設定項目が表示されるが、あまり悩まずにReturnキーを押し続けても問題ない。
CPANシェルが起動したら、プロンプトに対して“install DBI::DBD”と入力する。これによってDBIモジュールがCPANからダウンロードされてインストールされる。DBIモジュールのインストールが終了したら、続けて“install DBD::mSQL”と入力してDBI::mysqlモジュールをインストールする。ちなみに、DBI::mysqlのインストール時にMySQLのインストール先の指示を促されたときには、“/usr/sfw”を指定する。
Movable Typeの設定
ここまでの作業を終えると、Movable Typeによるブログサイトの起動まで「あと一歩」となる。Movable Typeの動作は、“mt-config.cgi”という設定ファイルで制御されている。ZIP形式で提供されたMovable Typeのファイルを展開したときには、mt-config.cgiは存在していない。代わりに、このファイルの元となる“mt-config.cgi-original”が用意されている。このため、まず、次のように入力してmt-config.cgiを作成する。
設定ファイルmt-config.cgiを作成したら、その内容を変更する。mt-config.cgiでは、次の3か所の内容を変更する。また、PostgreSQLやSQLiteなどの他のデータベースをMovable Typeが誤って使用しないように、MySQL以外のデータベースに関する記述はシャープ符号(#)でコメントアウトするか削除しておく。