Hewlett-Packard(HP)が、ストレージ&サーバ部門内にソフトウェアユニットを新設したと発表した。
米国時間1月23日のHPの発表によると、Enterprise Storage and Server(ESS)Softwareと呼ばれるこの新ユニットは、同社の顧客がITシステムの管理、仮想化、自動化を容易に行えるようにすることを目的としているという。また、企業顧客のシステム向けストレージ、サーバソフトウェア製品の強化もESS Software創設の目的の1つだ。
Bob Schultz氏が、シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーとして新ユニットの指揮をとる。Schultz氏は、2003年からHPのStorageWorks部門の責任者を務めてきた。同氏は、HPが後任を選任するまでの数週間、StorageWorks部門の責任者も兼任する。
ESS Softwareが送り出す初期の製品としては、「HP Systems Insight Manager」「HP Storage Essentials」「HP ProLiant Essentials」「HP Virtual Server Environment」などが挙げられる。HP Storage Essentialsは、HPが買収したApplQの技術を基礎としている。またHP ProLiant Essentialsは、HPのProLiantサーバを利用している顧客向けだ。
HPは、新ユニットが開発する製品群を今後も増やしていくことを示唆した。また同社は、サーバやストレージプラットフォームのサポートも拡大する計画だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ