アップル、「AirPort」の脆弱性に対応するアップデートをリリース

文:Joris Evers(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年01月26日 16時47分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Appleは米国時間1月25日、セキュリティアップデート「AirPort Extreme Update 2007-001」をリリースし、同社の無線LAN製品「AirPort」(日本での製品名は「AirMac」)に存在する脆弱性を修正した。

 Appleがセキュリティ警告で明らかにしたところによると、このセキュリティアップデートは、サーバとクライアントの両バージョンの「Mac OS X」に影響を与える脆弱性を修正するという。この問題は、OSに関係した新しいバグを11月中に毎日1件ずつ公開するプロジェクト「Month of Kernel Bugs」の一環として2006年11月に明らかになった。

 この脆弱性を悪用することで、攻撃者は脆弱性のあるMacに対し、無線LAN経由で悪意あるデータを送ることを可能にしてしまう、とAppleは説明している。同社はまた、「すぐ近くにいる攻撃者が、悪意を持って作成したフレームを脆弱性のあるシステムに送ることで、システムクラッシュを生じさせることができる」とセキュリティ警告に記している。

 この脆弱性は、Intelの「Core Duo」プロセッサを搭載し、無線LANをサポートしている「Mac Mini」「MacBook」「MacBook Pro」が影響を受ける。「Core 2 Duo」を搭載した同型機種を含むそのほかの製品は、影響を受けないという。

 Appleによると、今回のセキュリティアップデートでは、無線通信フレームの検証機能を追加したという。このアップデートは、Mac OS Xの機能である「Software Update」、もしくは同社サイトの「Apple Downloads」ページからダウンロードすることができる。

 Mac OS Xの脆弱性に関する報告は増加しており、一部の専門家はMacintoshプラットフォームはもはやセキュリティ問題とは無縁ではないと述べている。それでも、セキュリティ脆弱性のほとんどが、Windows PCに影響を与えるものだ。また、これまでのところ、Macへの攻撃はほとんど報告されていない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化