サイバーエージェント、Salesforceを導入--営業業務の生産性が31%向上

CNET Japan Staff

2007-01-30 20:06

 セールスフォース・ドットコムは1月29日、サイバーエージェントが同社のオンデマンドCRM「Salesforce」を導入したことを発表した。

 サイバーエージェントでは、営業担当者個人ベースで日々の売上管理は行っていたものの、個々の案件ごとの売上データは基幹システムに蓄積されていたため、月次売上の締日後でなければ最新の売上情報が取得できず、リアルタイムの情報取得が困難な状態にあった。

 そこで同社は2006年2月、Salesforceを導入。個々の営業案件の経過・結果を、取扱商材ごとに各営業担当者の営業活動とひも付け、売上管理も含めた進捗をリアルタイムに把握できるようにした。

 売上データが即時に把握できるようになったことで、以前は3人のスタッフが集中的に行っていた月末時の売上データの集計業務を、1人が短時間で行えるようになるなど、営業業務の生産性が31%向上。新システムは、売上の38%アップにも貢献した。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]