さて、本日からRSAカンファレンスは本格的スタートした。
昨年と比較してみて、非常に特徴的なことを感じた。セキュリティ対策がより複雑になり「組み合わせ」のステージに突入してきたということある。つまり、セキュリティ対策は何か1つの方法で完全と言うものはなくなっており、「多要素認証」(Multi-Factor Authentication:パスワードなどによる一要素認証から、オブジェクト=デバイス認証、バイオメトリックスなどによる、複数の要素での認証)、「多階層コントロール」(Multi Layer Control:疑わしい取引相手を多面的に分析し、排除する)も含めて、さまざまなタイプのものを組み合わせ、提案され、採用されていくということが、より鮮明になってきたということである。……