東芝ソリューション販売首都圏とエス・エス・ジェイは2月8日、紙専門商社最大手の日本紙パルプ商事が、ERPパッケージ(統合業務パッケージ)「SuperStream」を採用したことを発表した。日本紙パルプ商事は、グループ会社の連結決算の早期化と内部統制の強化を目的にした。システムは、2007年1月から一部で稼働している。
日本紙パルプ商事は2003年9月、(1)基幹営業システムと連携できること、(2)拠点での分散入力が可能、(3)カスタマイズを抑えられること――の3点を主に評価し、SuperStreamを採用している。
SuperStream-CORE(基幹会計システム)、SuperStream-AP+(支払管理システム)、SuperStream-FA+(固定資産・リース資産管理システム)、SuperStream-Planning(戦略経営支援システム)、SuperStream-field(分散入力システム)を段階的に稼動させ、2005年1月に全面稼働させた。
2005年10月から連結子会社を中心にSuperStream-CORE、SuperStream-FA+の一部導入を開始。2007年1月末にグループ18社への導入が完了した。2007年内にグループ25社への導入が完了する見込みだ。