NECソフトは2月28日、食品スーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグチェーンの3業態に対応した、本部・店舗・物流の商品管理を統合するウェブ型基幹業務システム「WebMD V2」を開発したと発表した。
従来の「WebMD」は、チェーンストアの基幹業務において、商品情報を中心としたデータの一元管理、情報の共有化・リアルタイムのデータ取得など単品管理に基づいた意志決定と業務連携を実現し、年商1000億円の企業規模を想定していた。
新版では、年商5000億円の企業規模に耐えられるシステムへとバージョンアップした。また、企業価値向上のための企業合併や買収時に、システム統合におけるベース・パッケージの有効活用を評価するため「適合性チェックシート」を利用することにより、最適かつ円滑な導入を実現できるとしている。
3月から、大手スーパーや小売チェーンから中堅スーパーまでを対象に販売活動を開始する。