日本オラクルは3月1日、小規模システム向け高可用性データベースの容易な導入を可能とするパッケージ製品「Oracle Real Application Clusters for Standard Edition(SE RAC)導入パッケージ」を発表した。パートナー各社が提供する。価格は400万円台からとなる。
Oracle RACは、高い可用性が特徴のデータベースクラスタシステム。クラスタを構成する全サーバが本番系として稼働するため、障害発生時でも待機系に切り替える必要がなく、切り替えにともなうサービス停止時間が発生しない。
SE RAC導入パッケージは、小規模システム向けとすることで、従来のパッケージに比べ価格を抑えた。「Oracle Database Standard Edition」のライセンス、「SE RAC」、推奨ハード構成一式、OS、導入サービスで構成する。提供するハードやOSは、パートナーによって異なる。
現時点で同パッケージを提供するパートナーは以下の通り。
- 大塚商会
- キヤノンマーケティングジャパン
- デル
- 日本IBM
- 日本ヒューレット・パッカード
- 日立製作所