GXSは2月28日、新しい高可用性アーキテクチャ「Trading Grid Ultra」を採用した電子商取引プラットフォーム「GXS Trading Grid 2007」を発表した。GXS Trading Grid 2007は、GXSが提供するB2Bサービスの基盤となるもの。刷新により信頼性とサービスレベルが強化されている。
Trading Grid 2007は、多言語ポータルサイトソリューションのひとつである「GXS Intelligent Web Forms」の機能強化、さまざまなプロトコルやERPシステムとの統合を可能にしたメッセージングゲートウェイなどで構成。顧客のB2B統合に向けた投資を最大化し、グローバルサプライチェーンの機能強化を可能にする。
GXS Trading Grid 2007で採用されたTrading Grid Ultraアーキテクチャは、ブレードサーバベースの運用に最適化され、世界中のGXSデータセンターを結ぶ高速ファブリックスイッチング構造により、高レベルの可用性とパフォーマンスを実現する。また、ディザスタリカバリの必要性から、欧州と北米の二大陸間を結ぶフェールオーバー機能を搭載。基本サービスレベルで99.9%の可用性を実現している。
さらに高い可用性を求める顧客に対しては、99.95%以上のサービルレベルを保証したプレミアムサービスもオプションで提供する。