米Verdasysはこのほど、シトリックスの「Citrix Presentation Server」(CPS)で稼動する情報リスク管理ソリューション「Digital Guardian」の低価格なエントリーモデルの販売を開始すると発表した。
このエントリーモデルでは、CPS向けに操作制御ルールを限定。CPS環境における従業員ごとの操作ログの管理やファイルアクセス、メールへのファイル添付、印刷などの操作へのコントロールを可能にする。
価格は150USドル。Citrix Presentation Serverへの同時アクセスユーザー数の多い顧客には、2007年末までの販売キャンペーンとして、エンドユーザー向け価格の30%以上のエンタープライズ・ディスカウントを適用する。
Digital Guardianは、情報漏洩対策を中心とする企業内部の情報リスク管理において、膨大な操作ログのデータベースから業務、部門、アプリケーションなどの分野ごとに必要なログデータを検索、編集し自動的にサマリーレポートを生成することで、非常に簡単な情報管理環境を構築できる。モニタリング、レポーティング、制御コントロールの3つの主要な管理プロセスを有機的に連動させることで、業務効率に影響を与えずに情報リスク管理を行えるソフト。
Verdasysは、2001年に設立された情報リスク管理ソリューションを中心とした企業。日本における情報リスク管理へのニーズの高まりを受けて、2006年7月1日に日本支社を開設している。