今回の警告では、第1四半期の利益に対する影響については言及がなかった。Thomson Financialがまとめたアナリストらの予想によると、AMDは第1四半期に1株あたり25セントの純損失を計上する見通しだという。
Ruiz氏は、第1四半期の利益について具体的な数字を示さなかったが、「売り上げが落ち込んだときに利益を維持するのは難しい」と述べている。
AMDは最大のライバルであるIntelとの価格戦争に突入し、ここ12カ月間は売上高と粗利益が低下している。AMDは2月、デスクトッププロセッサの価格を最大35%引き下げている。
Ruiz氏によると、価格競争は今も「激しい」という。それでも、粗利益は時間の経過とともに改善できると、同氏は語っている。
Thomsonによると、Intelは、第1四半期に1株あたり22セントの利益を計上する見通しだという。第1四半期の売上高は87億〜93億ドルになる見通し。
AMD株が前場の取引で24セント安の13.94ドルを付ける一方で、Intel株は17セント高の19.40ドルとなった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ