NTTコミュニケーションズは3月6日、企業向けVPNサービスで利用可能なオンライン型アプリケーションサービス「統合VPNアプリケーションサービス」に、企業セキュリティを向上させる「VPNセキュリティ」を追加すると発表した。
新サービスの第1弾として、企業内PCのセキュリティ管理を実現する「VPNセキュリティ 検疫ネットワーク」および「VPNセキュリティ PCパトロール」の提供を3月7日から開始する。
検疫ネットワークでは、NTTコムのアプリケーション接続サービスとソリトンシステムズの検疫ネットワークASP型サービスを仮想サーバ上で提供する。通常の検疫ネットワークASPだと、検疫ポリシーサーバを設置する必要があるが、今回のサービスでは、1台のサーバを仮想的に複数企業で利用できる。
一方のPCパトロールでは、企業内PCのハードウェア情報、インストールソフト情報、ウイルス対策ソフトの更新状況、Windowsパッチファイルの適用状況などのPC詳細情報をレポートする。オプションとして「ウイルスバスター月額版」をセットで提供することもできる。
サービス開始にあたり、初期費用および最大3カ月間の月額料金を無料にするキャンペーンを実施する。