アシストは3月19日、転職情報サイト大手のエン・ジャパンの営業支援システムに同社が販売するウェブレポーティング・ツール「WebFOCUS」とETL(データの抽出/変換/挿入)ツール「iWay DataMigrator」が採用されたことを発表した。
エン・ジャパンでは2006年より、事業の中核である中途採用、新卒採用における営業活動を強化するため、すべての営業担当スタッフが利用する現行の各営業支援システムの見直しを行ってきた。その結果、(1)営業支援システムのレポート機能強化と操作性の改善、(2)各営業支援システムと基幹システムの連動、(3)長期的な傾向分析の実施――という3点の改善を実施することを決定。両製品を採用した。
採用のポイントは、開発生産性をはじめ、直感的な操作、レポート作成の自由度、データ参照の柔軟性、既存システムとの連携の5点。エン・ジャパンは、アシストが提供するWebFOCUS研修サービスの受講後約1カ月で、現行営業支援システムのリアルタイムでのデータ活用を順次実施している。
今後は、より細かい分析を行うためのデータウェアハウス構築や基幹システムでのレポート開発を進める予定だ。