これら1つ1つは小さな画像だが、オブジェクト表面にリピートして貼ると、一定の模様が得られる。例えば、「Floor Tile 2」と「Floor Tile 4」をリピートして貼ると、次のようになる。
テクスチャのリピート
それでは、どうしたら同じ画像をリピートさせることができるのか。画像のリピートには「Edit」画面の「Stretch Textures」を使う。「Stretch Textures」をチェックすると、テクスチャが伸張(Stretch)される。逆に、チェックを外すと、テクスチャはリピートされる。床や壁などで、小さな画像を模様としてリピートして貼りたい場合には、このチェックボックスは外しておこう。
テクスチャの移動
画像をリピートして貼り終えた床用オブジェクトを2枚並べて10m×20mの床を構成しようとしたが、困ったことが起きた。2枚のオブジェクトの境界部分で、模様が不規則になってしまっている。なんとか模様を規則的につなげることはできないだろうか。
この場合、テクスチャをずらす、つまり、移動させればよい。そう、貼った後でもテクスチャは移動できるのだ。「Edit」画面の「Texture」タブにある「Offset」で数値を変化させると、垂直方向および水平方向にテクスチャを移動できる。図上では、テクスチャを横方向に移動したいので、水平方向、つまり、「Horizontal」の数値を変化させればよいように思えるが……残念ながら、必ずしもそうではない。