2006年国内PC市場、企業向けでリプレース需要一巡するも前年比0.1%減

CNET Japan Staff

2007-03-22 13:21

 IT専門調査会社のIDC Japanはこのほど、2006年の国内PC市場実績について発表した。

 同調査によると、2006年の出荷台数は前年比2.3%減の1428万台。年末商戦時にWindows Vista待ちによる買い控えが起きたことが響き、家庭市場は前年比5.9%減の533万台と減少している。

 ビジネス市場は、2005年以降に大企業において見られたリプレース需要の一巡による成長鈍化が2006年後半より中小企業においても見られるようになっているものの、前年比0.1%減にとどまった。

 ベンダー別では、デルの前年比12.8%増が目立った。シェアも14.2%へと1.9ポイント伸ばしている。また、ソニーや東芝も2006年前半に家庭市場での販売が好調だったことなどから成長率、シェアともに伸ばしているという。

 IDC Japanでは、Windows Vista搭載モデルが浸透する2007年の国内PC市場について、前年比1.9%増の1455万台と予測している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

  5. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]