会計システム開発のオービックビジネスコンサルタント(OBC)と、連携納税システム開発を手がける豆蔵OSホールディングス(豆蔵OSHD)は3月22日、会計関連のコンサルティング事業を行う合弁会社を設立した。新会社では5月1日より、OBCと豆蔵グループのソフトウェア製品を利用して顧客企業の財務プロセス管理を支援する。
合弁会社の名称は「プログレス・パートナーズ」。資本金は7500万円で、出資比率はOBC、豆蔵OSHDが各40%。取締役と従業員が残り20%を保有する。代表権のない取締役会長をOBCの和田成史社長が、代表取締役社長を豆蔵OSHDの荻原紀男社長が務める。
新会社では、内部統制の整備を目指す中堅以上の企業を対象に、財務と事業管理の可視化(見える化)に関するコンサルティング・サービスを提供する。またM&A、デューデリジェンス、株式公開(IPO)などの支援も行う。
具体的には、豆増OSHD子会社から連結納税システム「連結納税TAX-Saver」の販売、保守、運用を引き継ぐ。これに加えOBCの基幹業務パッケージを使ったシステム導入のコンサルティングを展開する。