沖電気工業は3月26日、名古屋にオープンした複合施設ビル「ミッドランド スクエア」に同社のIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE Server SS9100」をベースとしたIP電話システムを納入したと発表した。
中部圏で最も高い最高部247メートル/地上47階のミッドランド スクエアは、オフィス、商業、映画館、駐車場を有する複合施設。グランドオープンに向けて、ビル設備管理会社および入居テナント向けの電話システムを検討した結果、構内PHSを全館で使用できることや、電話端末の増設やアプリケーション連携などの将来に向けた柔軟な拡張性を評価し、SS9100を採用した。
システム構成は、IP多機能電話機「MKT/IP-20DK」約80台と、「UM7588」を主とした構内PHS約200台。IP多機能電話機は各入居テナントに配備され、通常の電話機能に加え、ボイスメール機能を利用できる。警備用に導入された構内PHSは全館で使用でき、複数端末の一斉呼び出しも可能だ。
システムは3月6日のグランドオープンに合わせて稼動した。