SOBA(ソーバ)プロジェクトは、PtoP型ビジュアルコミュニケーションシステムを開発するためのミドルウェア技術「SOBAフレームワーク3」のライセンス販売を3月30日から開始する。
新製品は、2002年から2004年にかけて京都大学、財団法人京都高度技術研究所、オムロン、NTTコムウェアを中心とする研究開発組織が開発した技術を継承し、ソフトウェア基盤技術としての信頼性や安定性を確保するとともに従来の機能を改良および新機能を追加・充実することで商品化された。
ビジュアルコミュニケーションによるサービス化を促進することを可能にし、対面によるコミュニケーションが重要視される場面でネットワークを介した遠隔対面サービスの実現が期待されるとしている。
年間ライセンス方式で提供され、1ライセンスあたりの税別価格は100万円より。年間保守契約は別途。販売開始後1年間で100セットの販売を目指す。
なお同社では、すでにSOBAフレームワーク3の技術をコアにしたASP型サービス「SOBA mieruka(ソーバ・ミエルカ)」のシステム、窓口業務支援システム、医用向けシステムや教育支援向けシステムなどを提供している。