「Microsoft Exchange」が支配する市場でのシェア拡大を目指すオープンソースソフトウェア会社、Open-Xchangeは米国時間4月2日、2つのトップ幹部職の人事を発表した。
Open-Xchangeの最高経営責任者(CEO)に就任するGerald Labie氏は、CXO SystemsのCEOとNovadigmの最高業務責任者(COO)を歴任した人物だ。共同創立者でCEOだったFrank Hoberg氏は、欧州業務担当ゼネラルマネージャーを務める。
Open-Xchangeは2005年6月に、本社をドイツから米国に移した。前CEOのHoberg氏はドイツを拠点としていたが、Labie氏は同社創立以来、米国に拠点を置く初めてのCEOとなる。
Open-Xchangeはまた、最高技術責任者(CTO)としてJuergen Geck氏を迎えると発表した。Geck氏は、かつてNovellの「SUSE Linux」ソフトウェア担当CTOだったが、1年前に同社を去っていた。
Open-Xchangeのサーバソフトウェアでは、電子メールやコンタクト、カレンダーなどのコラボレーション機能が利用できる。同サーバソフトは、一般の企業が購入して社内ネットワークで使用するほか、1&1 Internetのようなインターネットサービスプロバイダー(ISP)が購入し、契約者への付加サービスとして機能を提供する事例もあるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ