エルゴビジョンは、同社のパッケージ製品およびシステムのフロントエンドプラットフォームとして、HOWSのAjax技術を全面的に採用する。両社が4月5日に明らかにしたもの。
エルゴビジョンは、人間工学技術を応用した各種デジタルマネキン、画像処理技術を応用した位置情報/ビデオ映像連携システムなどのパッケージ製品と、それらをベースとする顧客業務アプリケーションを提供している。
同社は、製品多様化と顧客ニーズの広がりに対応するほか、一般消費者向け展開も想定し、製品の全面的ウェブ化を決定した。その際の技術プラットフォームとして、HOWSのAjax対応ウェブコンポーネントを採用したという。
まず、位置情報/ビデオ映像連携システムにAjax技術を適用し、ウェブ化を進める。HOWSはエルゴビジョンに対し、ウェブコンポーネントとAjax適用ノウハウの提供と技術支援を行う。
エルゴビジョンでは、製品のウェブ化により顧客企業層と利用ユーザー層の裾野を拡大でき、「製品販売後1年間で3億円以上の売り上げ増加が見込める」としている。