常陽銀行、百十四銀行、十六銀行、南都銀行、三菱東京UFJ銀行、および日本IBMはこのほど、共同で進めている「地銀共同化システム」に山口フィナンシャルグループが参加することに合意したと発表した。
山口フィナンシャルグループは、経費削減をはじめ、業務・制度・技術面での将来のIT対応力を高め、顧客サービスを向上させるため、地銀共同化システムに参加する方針を決めた。同グループには、山口銀行ともみじ銀行があるが、両行ともに同システムを利用する。
地銀共同化システムは、三菱東京UFJ銀行の現行システムをベースに、参加行の共通ニーズと個別ニーズを反映させて構築している。預金・融資・外為などの勘定系だけでなく、インターネットバンキングなどのダイレクトチャネル系や情報系も対象とする。
2003年から約4年間、検討、開発を進め、当初の予定通り2007年1月に常陽銀行のサービスインから稼働している。