日本BEA、障害を早期発見・予防するソフトサポートツールを出荷

CNET Japan Staff

2007-04-10 13:05

 日本BEAシステムズは4月9日、障害を早期発見し、予防するソフトウェアサポートツール「BEA Guardian」の出荷を開始した。

 BEA Guardianは、従来の「故障修理」型ではなく、システムを実際に観察し、潜在的な問題を検出すると同時に対応を促すことのできるツール。「Signature Patterns」と呼ばれる問題情報定義ファイルのライブラリを使用してシステムを監視する。

 Signature Patternsには、パラメータやしきい値、設定、コーディングのベストプラクティス、それらの相互依存性などが記述されている。また問題解決のための一連の手順も含まれており、絶えず更新されるようになっているという。

 この仕組みにより、BEA Guardianは、最新の定義ファイルを参照してシステムの潜在的問題を事前に検出し、効率性や品質改善ために運用環境の調整や最適化を行うためのソフトウェアのアップデートを推奨する。

 BEA WebLogic Serverおよび一部のBEA AquaLogic製品に対する有償のサポートツールとして提供される。ユーザーのシステム環境のWebLogicドメインをスキャンして、BEAシステムズのデータベースからダウンロードして、BEAが持つ障害情報とのシームレスな連携が可能になるという。

 税別価格は、1ユーザーあたり36万円。5ユーザー以上で割引価格が適用される。60日間の評価版がダウンロードできる

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]