三井情報とマイクロソフトは4月12日、2008年より内部統制の構築が義務付けられる上場企業の中でも、中堅企業を中心としたマーケットを対象に、最適なICTインフラを実現する総合的なソリューションサービスを提供することで合意した。
この発表により三井情報は、同社の情報システムや通信プラットフォーム分野でのビジネスコンサルテーション力およびシステムインテグレーション力と、マイクロソフトの最新ソフトウェアプラットフォーム技術や国内外における多数のノウハウを活用することで、セキュアかつ信頼性の高い、コスト効率に優れたICTインフラ構築を実現することを目指している。
この合意にあたり、共同で設立する「テクノロジーセンター」と「内部統制駆け込み寺」により、企業環境や事業規模、顧客のニーズに応じた最適なソリューションをワンストップで提供する体制を確立する。
今回の協業で成長が期待される分野は、以下のとおり。
- 「内部統制・ITガバナンス」システム市場
- 「仮想化」システム市場
- 「統合コミュニケーション」システム市場
両社は、3つの分野において、共同でマーケティング/プロモーション活動を展開。各分野でのマーケットリーダーを目指す。