アシストは4月9日、同社が日本国内で販売しているWebレポーティング・ツール「WebFOCUS」が東京都民銀行で採用され、稼動開始したと発表した。
WebFOCUSは、社内外に分散しているあらゆるデータやシステムとの接続性に優れたウェブレポーティングツール。Oracle、DB2など40種以上のデータベースで稼動し、社内外に分散するあらゆるデータやシステムとの接続性が良いのが特徴。「WebFOCUS帳票オプション」によって帳票を簡単に作成し、様々な環境で帳票システムを効率よく開発することができる。
東京都民銀行では、地域に密着した営業体制を強化するために、データ基盤整備の一環として情報活用ツールの導入を検討していた。東京都民銀行の子会社であるとみんコンピューターシステムがシステム開発を請け負い、短期間で開発できること、新規顧客と既存顧客の情報をウェブ上で迅速に共有できること、きめ細やかな帳票出力ができることを条件にシステムを開発を進めていた。
アシストがとみんコンピューターシステムにWebFOCUSの教育支援を提供することで、システムの構築を実現。東京都民銀行全78店舗で、担当者別の顧客管理ツールを構築した。