産業用プリンタの制御ソフトウェアおよびハードウェアを開発、販売する日本テクノ・ラボは4月16日、札幌証券取引所に新規上場を申請し、承認された。上場予定日は5月22日で、上場先は札幌証券取引所アンビシャス。証券コードは3849。
上場にともなう調達資金は3500万円。全額を設備投資に充当する。
具体的には新規発行の500株を公募し、900株を売り出す。ブックビルディング期間は5月1日から5月9日まで、公募・売り出し価格は5月10日に決定される。主幹事証券会社はIPO証券が務める。
日本テクノ・ラボは1989年設立。特殊・産業用のプリンタと、その制御ソフトウェアおよびハードウェアを開発・販売してきた。近年はプリンタ出力に対するニーズが多様化し、プリンタの応用事例が拡大しており、堅調に業績を伸ばしている。また、2005年4月に個人情報保護法が施行されたことにより、セキュリティ関連事業にも注力している。
2006年3月期の業績は、売上高が前年比17.4%減の8億4855万円、経常利益が同0.4%増の9441万円、純利益が同59.2%減の1934万円となっている。