パケッティアジャパンは4月19日、「Mobiliti 7.0」ソリューションの国内販売を開始した。
同ソリューションは、ファイルおよびTCPベースのアプリケーション高速化、自動デスクトップ・データ・バックアップ、そしてオフライン時のファイル利用を可能にするモバイル向けのソフトウェアパッケージ。MobilitiとTCPプロトコル最適化装置「SkyX」の技術を統合したことで実現した。
具体的には、モバイルユーザーや在宅勤務者が、LANと同様の速度で、センターサイトにある多様なTCPベースのアプリケーションやファイルに接続できるようになる。リモートPC内のローカルのファイルやメールなどの重要なデータのバックアップを高速かつ自動で行うことができ、リモートPCを含む企業内のデータを保護することもできる。
少人数のリモートサイトの場合では、WAN高速化やバックアップ装置を新たに導入する必要がなくなり、装置を必要とするソリューションに比べ、導入や運用のコスト費を削減できるとしている。。
今回の発表で同社は、モバイルユーザーを対象に加え、TCPベースのアプリケーションにおいて、LANと同じようなアクセスを実現するWAN高速化ソリューションの提供を加速するとしている。
価格は、50ユーザーパックで96万円から。なおSkyXのTCP高速化機能を利用する際には、センターサイトなどの接続先にSkyXゲートウェイまたは、WAN最適化装置「PacketShaper」が必要になる。