編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方

SOAとは--この話題に乗り遅れるとまずいの?

文:Andy McCue(Silicon.com) 翻訳校正:株式会社アークコミュニケーションズ、磯部達也

2007-04-27 08:00

 2008年までに取り組みを始めないと競争上不利になるとの予測もあるSOA(サービス指向アーキテクチャ)。ここでは、SOAの概要、メリット、実例などをQ&A形式で紹介する。

--SOAって何なの?

 SOAはService-Oriented Architectureの略語で、「サービス指向アーキテクチャ」と訳されるんだ。SOAは、略語ではない1つの単語のように「ソア」と発音されたりもする。

--なるほど、またやっかいな略語の登場というわけだ。これは、大まかに言うと何なの?なぜ注目すべきなの?

 SOAが果たす機能は、その名の通り。これは、共通のプラットフォーム、プロトコル、再利用可能なコードなどを基盤としたITアーキテクチャなんだ。SOAを使えば、企業全体でサービスとビジネスプロセスをサポートして、これらを接続することができる。

--えっ、もう少し分かりやすく説明して。

 SOAは基本的に、組織の中と外のITインフラ全体にわたって緩やかに結合された機能の集合のことで、これらの機能が通信し合って特定のサービスやビジネスプロセスが提供されるんだ。

--SOAの何がいいの?

 SOAを使わない場合は、お互いの対話が難しくて連携に向かない独立型のアプリケーションを使い続けることになる。SOAでないアプリケーションは、かなり限られた機能を実行するように設計されていて、コードの再利用が簡単ではないことが多いんだ。他のアプリケーションと通信できるように変更したりカスタマイズしたりするのは、コストもかかって面倒なんだ。

--だいたい分かったけど、実際にはどんなふうに使われているの?

 実際に使われている1つの例として、ロンドン証券取引所があるよ。ここでは、取引所のシステムと、連携が必要な金融関連の各組織のシステムが直接通信できるようにSOAを使ってきたんだ。他の例を挙げると、買収を繰り返して成長してきた銀行もあるね。例えば、中小企業や個人向けの銀行部門、保険部門、住宅ローン部門の各システムが互いに通信できるようにしたり、SOAのミドルウェア層を使って、以前から持っているいろんなシステムから情報を引き出す共通のCRMシステムを実現したりするんだ。旅行代理店だってSOAを使えば、顧客は別のレンタカー会社の車を予約できるようになる。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]