ポリコムジャパンは4月25日、リアルタイムに複数の拠点から会議を行うための基盤となる多地点接続サーバ「Polycom RMX 2000」を発表した。2007年前半にポリコムの認定販売代理店より販売される予定。価格は未定。
同製品は、企業やISPのIPネットワークを利用して、多地点でのビデオ会議や、映像や音声、そのほかのコンテンツを組み合わせた統合型の会議を実現するソリューション。会議室向けのビデオ会議システムやデスクトップ型ビデオ会議システムなどが対象となる。
技術的には、標準規格である「Advanced Telecom Computing Architecture (AdvancedTCA)」を採用。モジュラー型デザインで、ホットスワップに対応するため、インテグレーション、保守、アップグレードなどが容易に行えるという。
また、音声、映像、データなどのマルチメディアアプリケーションをIPベースのパケット通信ネットワーク上で提供するために標準化されたIMS(IP Multimedia Subsystem) に準拠。ユニファイドコミュニケーションの中核として、さまざまなサービスに対応できるという。
SIPとH.323をサポートし、IPネットワーク経由でのリアルタイム会議に加え、IMSネットワークの分散環境にも導入できる。