マクニカネットワークスは4月26日、いちよし証券に米Juniper Networks製ウェブアクセラレータ「Juniper DX」シリーズを販売したと発表した。Juniper DXシリーズは、ウェブアプリケーションのコンテンツ配信を高速化するアクセラレータ。
いちよし証券は、個人、中堅・ベンチャー企業といった顧客を重視し、約600人の営業担当がノートPCを持参して顧客を訪問するという営業スタイルを採用している。顧客情報を管理するCRMシステムや、勤怠管理システムといった業務支援のウェブアプリケーションに対してスムーズにアクセスする必要があることから、コネクション集約やコンテンツ圧縮、負荷分散などの高速化機能を搭載するウェブアクセラレータ「Juniper DX3200」を導入した。
導入後は、通信速度の制約にもかかわらず、快適なサイトアクセスを実現しているという。加えてシステム環境をデータセンターに設置している同社の場合、サーバ台数を増やすことは運用コストを上げることになり、試算では性能改善には5台必要と言われていたが、Juniper DX3200を導入したことで、サーバ台数を3台に抑え、運用コスト削減にも効果をもたらしているという。