wizpyを持ち街に出よ!--第1回:単なるデジタルメディアプレーヤーじゃないwizpy

福田昌弘 2007年05月01日 11時56分

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 メールやウェブブラウザを使った情報の受け渡しは、すでに日常の行動の一部となっている。ただし、オフィスと自宅で使うPC環境をまったく同じものにすることは難しい。また、ノートPCは、軽量化されたとはいえ、かさばるので持ち歩きたくない。

 それではWindows Mobile搭載機や携帯電話はどうかと言えば、メールやウェブページは閲覧できるが、キーボードが小さすぎて使いづらい。街のインターネットカフェではデスクトップPCが簡単に利用できるが、セキュリティに不安がある。

 結局、メールやウェブブラウザを使って情報を受け渡すには、ある程度の不便は覚悟しなければならないのだろうか?

 いや、そんなことはないらしい。ターボリナックスが開発した「wizpy(ウイズピー)」を使えば、使い慣れた環境を持ち歩き、いつでも、どこにいても快適に作業できるというのだ。

単なるデジタルメディアプレーヤーじゃない

 wizpyは、本体寸法84mm×42mm×12.2mm、重量50g。一見するとiPodと同じ部類のデジタル音楽プレーヤーに思える。実際にwizpyのオフィシャルウェブサイトで、そのスペックを見ると、OGG、MP3、WMAの音楽ファイル再生、音声録音、FMラジオ、JPEGの静止画ファイル表示、XViDの動画ファイル再生といったデジタルメディアプレーヤーとしての機能を備えている。

wizpyとiPod 筆者が使用するiPod nano(第1世代)との比較。

 だが、wizpyは、単なるデジタルメディアプレーヤではない。その中には、Linuxカーネルやglibcを持ち、れっきとしたPCとして動作する環境を備えている。wizpyの底面にあるUSBポートとPCを接続することで、接続先のPCをwizpyで起動できる。wizpyによる初回起動時のみセットアップウィザードが表示されるが、その後はログイン画面が表示される。

ログイン画面 wizpyをPCに接続すると表示されるログイン画面。

 ただし、接続先のPCによってはwizpyで起動できないこともある。このときには、付属のCD-ROMを使うことで、接続先のPCをwizpyで起動できる。また、手持ちのPCがwizpyによって起動できるかどうかは、wizpyのサポートサイトで確認できる。ちなみに、筆者が使用するPCは、残念ながらwizpyで起動できずCD-ROMの介助を必要とした。

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