OSS導入の切り札「SpikeSourceコアスタック」の真価に迫る--第3回:パートナー制度で「SpikeSourceコアスタック」の利用価値を引き上げる - (page 2)

構成:神永裕人

2007-05-30 12:50

役割などに応じて3タイプのパートナープログラムを用意

 エンドユーザー、ベンダー双方にさまざまなメリットをもたらす「SpikeSource連携ソリューション」だが、エンドユーザーが実際に利用してみたいと考えた時、これまで使ってきた業務アプリケーションが「SpikeSource連携ソリューション」としてラインアップされていなくては話が始まらない。このためNECでは、ISVやSIerを中心に販売代理店、OSSベンダーも含めたパートナー制度を整備、具体的なサービスメニューを用意して連携を強化することで「SpikeSource連携ソリューション」の品ぞろえの充実を図っていこうとしている。

 現在計画しているSpikeSourceコアスタックのパートナー制度では、「SpikeSourceコアスタック」の扱い方に応じて3つのパートナータイプがある。中核となる「ソリューションパートナー」は、OSSを利用したアプリケーション開発・販売やSI構築、サポートサービスを提供するISVやSIer、VARといった企業が対象となる。「SpikeSourceコアスタック」に関連する製品・情報の提供や販売マーケティング支援、技術支援、教育・トレーニング支援など多彩なパートナーサービスを提供することになっている。また、OSSあるいはOSS関連製品の技術サポートをNECと連携して提供するOSSベンダー向けに「テクニカルパートナー」、あるいはOSSにかかわらずコアスタック上で動作させるアプリケーションなどの製品とその製品のサポートをNECに対して提供あるいは、NECと連携して提供するISV等のベンダー向けに「プロダクトパートナー」の制度をそれぞれ用意している。

「SpikeSourceコアスタックパートナー制度」の概要

「SpikeSourceコアスタックパートナー制度」の概要 ※クリックすると大きい画像を表示します。
略語説明
SSCS SpikeSourceコアスタック
OSS (Open Source Software)オープンソースソフトウェア
ISV (Independent Software Vendor)独立系ソフトウェアベンダ
IHV (Independent Hardware Vendor)独立系ハードウェアベンダ
SIer (System Integrator)
VAR (Value-Added Reseller)付加価値再販業者
(市販のパッケージソフトにユーザが希望する機能を追加して再販する業者のこと)
PKG Package(Software)
AP Application(Software)
HW Hardware

提供される主要サービスメニュー

提供される主要サービスメニュー ※クリックすると大きい画像を表示します。

 「短期的には、OSSを扱う広範なベンダー様にまず『SpikeSourceコアスタック』をご使用いただき、“安い・簡単・安心”なOSSの導入をご理解いただくことを目標にしています。そして、長期的には、OSSソリューションの開発・評価コストの削減、プロモーションコストの削減、プロモーション・営業力の強化、付加価値のアップ、サポート力強化などをパートナー様が実現できるよう、NECとして全面的にご支援していきたいと考えています」(高橋氏)

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