NECソフトは5月10日、日本ソフト技研が同社の複合認証入退室システム「BiodePass」を導入したことを発表した。
同製品は、生体認証を活用した複合認証入退室管理システム。認証エンジンに、NECが独自開発した顔検出/照合エンジン「NeoFace」および指紋認証システム「FingerThroughII」、そしてセキュリティゲート・ジャパンの虹彩認証システム「IrisAccess4000」を使用している。
日本ソフト技研は、顧客の会員情報や大学の学籍簿などを管理しており、機密性の高い企業活動を行うため、情報セキュリティ強化の一環として、ICカードと顔認証を組み合わせたBiodePassを採用している。
ICカードと顔認証を組み合わせることで、セキュリティレベルをより一層高くでき、万が一ICカードを紛失し、第三者にそのカードを利用されても入室などの心配がない、安心で強固なセキュリティ環境を実現しているという。
また、BiodePassを会社エントランスへの導入に加え、特別プロジェクトルームにも設置することで、プロジェクト関係者に限定した機密性の高い環境での対応も可能になったとしている。