マイクロソフトは5月14日、非営利団体(NPO)の活動を支援する目的で、「NPOと支援者間の協働推進ITツール」を開発すると発表した。同社では、NPO向けポータルサイト「NPO plus」で同ツール試作版の今秋公開を目指す。
同ツールについて、マイクロソフトは「NPO、NPOの支援者、寄付者、ボランティア、関係者など多様なパートナーが、ウェブを通じた“協働”によって課題解決を進める仕組みを提供するツール」と述べる。開発には、NPO支援団体の「シーズ=市民活動を支える制度をつくる会」と、IT技術者コミュニティ支援団体であるINETAジャパンが協力する。
実装する機能は、「NPOと支援者がともに課題解決を進め、同時に成果を共有するためのコラボレーションツール」と、「NPOおよび支援者相互間における関係構築/強化のためのリレーションシップマネジメントツール」という。